2018年03月21日

#39 (改訂2)桜花一(戦前編)

桜花一戦前編.jpg


「桜花一(戦前編)」
オンデマンド/2015.04.19/文庫サイズ/148ページ

日の丸表紙のものから表紙も変えて、中身もいじくって再版しました。
細かい所を変えたのですが、大筋は変わらない。
神谷がちょっと外面いいかな?
純矢がしゃべらなくなったかな?という程度。

初号機が2006年で、二号機が2011年。そしてこの三号機が2015年です。
いつまでやってる(笑)
すっかりライフワークの桜花ですが、私としては色んな切り口から書こうと思えば書ける話なので、完結ってどういう形なのだろうとたまに思う。
一応大陸編が最後なんだけども。一哉兄ちゃんの話もできるし、山崎の兵学校時代、杉本の海兵団時代…総司やら百合子やら、いろいろやれる。知識さえあれば(笑)

この本を初めて並べた文学フリマ東京で、「お前みたいなのが戦争をするんだ!」と罵られました。
私一人で戦争ができるわけがない。
戦争は金がかかります。
国民全体が「騙されて」初めて戦争ができるのよ、って伊丹万作も書いてらっしゃったけ。
おっと、この手の話はしない、しない。議論したってオチがないものね。
「思想は好き嫌い」太宰の意見に賛成です(笑)
posted by 神風零 at 23:06| 東京 ☔| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月19日

#38 戦争が終わる

戦争が終わる.jpg

「戦争が終わる」
オンデマンド/2015.02.01/文庫サイズ/48ページ

ただ死者のみが、戦争の終わりを見たのである。
という、プラトンの言葉を見て、ぱっと思い付いたものを掲載しただけの本です。
つまり、死んでやっと戦争が終わるということ。

「その日。」
4つの掌編からなります。イメージは安原伍長だけど、名前は出さず、どこかの戦地でのとある下士官的な感じで。
いつもと同じ戦いの中、ついに来た今日という日。
でも悲劇的な、感動的な、お話になる死に方なんてなくて、ケツを撃たれて、撃たれどころが悪くて弱っていく先の「その日」なのでした。

「いくさまち」
おそれおおくも、象印社のくまっこ様の「ゆきのふるまち」の世界観をお借りしました。
プラトンの言葉とこの世界観が急にくっつき、勢いで書きました。
戦争がきまりごとの世界=そこから出るには?
ぼくたちのみたそらはきっとつながってる」の募集に応募…とか一瞬考えましたが、場違いな気がして、だったら自分で本を出そうというのが、この本を出すきっかけにもなりました。
彼らは戦争状態しか知らなくて、私たちとは何かが逆転している…
それは、「その日。」もそうで、もし仮にそれぞれの話の主人公と同調できる部分があると思ってみても、それは勘違いなんですよ、といいたいお話でした。可哀想でも何でもない。

今、思ったこと。
「ダンケルク」で、トミーやギブゾンではなく、アレックスの側にいないと見えてこない感覚かもな、なんて。アレックスはハイランダーズという精鋭部隊の兵、ギブゾンは分かりませんが、トミーは普通の部隊の兵。それだけだってかなり隔たりがある。
あの世界に立った時。
posted by 神風零 at 20:55| 東京 ☁| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月09日

18/03 ふらふらと

先日行われた本の杜に一般参加してまいりました。
私が言った時間帯は一般参加者らしき方が誰もおらず、ちょっとどきどき緊張しました。
目当てのサークルさんの本を買い、一方的に話して離脱(笑)
暖かいけれど、風があって、花粉症すごかった…。そしてちょっぴり二日酔いな日でした。

久々に、創作をされている方と話をし、その作品に触れ、私も好きに書いたらいいじゃないと思ったのでありました。そういう意味での「頑張ってみよう」という決意。
シンゴジラのあの教授?の遺書?のように。「私は好きにした。君達も好きにしろ」っていう感じで。

そんなわけで、今年1年かけて、回る天2を書きあげたいなと思っています。あれもこれもと思うところあり、分からないことになりそうなので、プロットのようなものを作ってから書こうと思います。

本にしてもイベント参加はどうかなぁ。
回る天だからねぇ、などと考え中。
昨年欠席してしまった文学フリマ、きちんと最後にするために、回天書き上げて参加しようかな。
posted by 神風零 at 19:06| 東京 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

#37 夏の淵(桜花短編集2)

夏表紙.jpg夏裏表紙.jpg

「夏の淵」
オンデマンド/2014.11.23/文庫サイズ/212ページ
第二版2015.08.14
第三版2016.11.23

短篇集第2弾。w様に短編集のなかのお話をイメージしたイラストをお願いし、目にも眩しい夏空の表紙となりました。裏は神谷と総司。子供の頃と大人の二人。背中だけでも結構怖い大佐殿。素敵です。

女っ気のない本編なので、第二弾の短編集では女性を書こうと頑張りました。

1黄泉の国
226の紹介話。純矢、で書かないと結構淡白になるのだなぁと自分では思っています。自分では。

2祝杯
まだ若い頃の総司と神谷の話。お酒弱いのに、飲みにいく。つまみが好きなのだと思われる(笑)
ここで、最後のほうの台詞が大陸での経験とリンクすることになっているのですが、いつになったらそれを書くやら。

3子守唄
赤ちゃん226と神谷の話。226にはこっちが日常の風景だったので、海軍に来てびっくりしたでしょうねぇって感じてもらいたくて書いたのだけど、はてさて。

4炭酸水
ラムネで喧嘩する杉本と純矢。衛生サックを知らないというネタはこれ以降ちょいちょい使うことになりました。
…お母さんのような山崎、杉本辺りは間違えてかあちゃんと呼んでもいいと思う。

5煙草
初めてのお使い、ではないけれど、純矢が買い物するとこんなかなぁと思って書きました。
子どもっぽい動作をわざとさせ、226の世界を透かしてみようと思いましたが、だめでした。

6大人について
百合子の夢、スルーされる(笑)
山崎はこのまんまの純矢でいてもらいたい、と思っていますが、それはもう全く自己中心的な考えであり、一ミリも純矢のためなど思っていません。奴は嫌な奴なのだ。

7捕食
神谷VS妻。ちょっと妻は病んでる。

8喫茶店
百合子VS山崎、な喫茶店話。苦いのとか、そういうのはやばい食い物と思い込んでいる純矢、そうはいっても氷砂糖を知っているので、甘いものは好き。ほくほくしている横で、自称婚約者が上官にこてんぱんにされてます(笑)

9待ち伏せ
MMKの隊長の話。笑顔で優しいけれど、純矢が読み取ったこともまた正しいのです。分かっていないんじゃないのよ、純矢は。ただその手段が単純なだけで…(笑)

10夏の淵
杉本の帰省についていく山崎と純矢のお話。女物の作業着を着せられても本人なんとも思わない。無知の怖さ(笑)
そして女の胸を見ても何とも思わないのもまた、分かってないのでありました。
純矢は外で日常生活を営めないってことを言いたかっただけの話とも。

11命令
海軍に行けと言われた226の話。でも神谷は226を手放したつもりはない。

第二版、第三版は誤字脱字を直しただけなので、冊数はカウントしないことにします。
posted by 神風零 at 18:58| 東京 ☁| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月06日

#36 桜花六 硫黄島編

桜花六硫黄島編.jpg

「桜花六(硫黄島編)」
オンデマンド/2014.08.15/文庫サイズ/140ページ

終戦編から半年ほど。早い早い。

すでにもう頭の中に光景があったようで、書ききるのは早かった記憶が。
主役は神谷大佐殿。時間軸でいうと、終戦編の前の話だが、大佐殿にはトリをお願いした次第。

終戦編で今まで読んでくださっていた方の大半が離脱してしまい(笑)、ここまで読んでくださった方はなかなか少ない。そんな数少ない方々を、いっそう吹っ飛ばしてしまった大佐殿。

私としては一番好きな巻です。
…もうすぐ四年経つわ…大陸編はいつになるやら。完結めざせ(笑)
とはいえ、それぞれの登場人物でまた短い話が書けるので、多分桜花は私にとってはいつまでも終わらない話だろう。
posted by 神風零 at 22:32| 東京 ☁| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする