2018年05月26日

#44 (改訂2)桜花二(ラバウル編)

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「桜花二(ラバウル編)」
オンデマンド/2017.05.06/文庫サイズ/172ページ

日の丸表紙の初号機二号機とちょっとした訂正をしつつ、三号機。
初号機から8年、二号機から6年ほど。いつまで直してんだろう。
三号機は結構手を入れた記憶が。
純矢がしゃべりすぎているし、なんか中二病っぽい。ただでさえ存在が中二病なのに(笑)
最後、神谷がかっさらうのは、この二巻目からにして予兆がありました。

考えてみると、この新しいラバウル編は、コミティアと夏コミにしか出していないのだった。
この翌日だったはずの文学フリマには、体調不良で行けなかった。
夏コミ以降、イベントもやめてしまっているし。

でも書き直してお気に入りになった本のひとつ。
やはり純矢には人間味がない方がよい。
posted by 神風零 at 10:37| 東京 ☀| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月06日

#43 愛しい季節に還る

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「愛しい季節に還る」
オンデマンド/2017.02.12/文庫サイズ/64ページ

新刊的なのは一年ぶり。死者の日以来。
久々に書いた好きな世界だった。
おかげで売れないし、宣伝もしなかった。コミティアで売ったきり。在庫は通販で、みたいな。
だってよほどじゃないと通販なんて申し込まないでしょう。
読みたい人が読めばいいと思ったのだった。
なので、イベントで立ち読みされる方が間違えないように、冒頭から飛ばそうと思ったのだった。

1桜花
神谷と純矢。大陸時代。
桜を、誰かからはがした爪か、雪と見る神谷。
彼は桜をそういう風に見る。純矢もそういう桜しか知らない。
暖かい光の中でなど、それは咲かない。

2さようなら
本の杜で発行されていたアンソロに寄稿した。
アンソロにそぐわないと思ったけれど。
何のかんのといったって、脆い世界に生きている、ってことを書きたかったんだけども。

3生まれ変わったら、もう出会いませんように
ツイッターのリクエストでいただいたものを加筆。
班長についていかなかったから、より地獄。

4そして要らない誰かと化しても
これもツイッターのリクエスト。女性もあったはずだけど、じゃまになって加筆中に消えた。
俺は今から死ぬからそばにいて、っていうのは、米兵の手記から。
死にたくないから、死ぬまでここにいて、っていうのが焼き付いちゃった。
そんな時、生きている自分が負け犬に感じる、逃げたように感じる、そんな気がした。

5孤独な負け戦
夢のワンシーン。
柳沢は私。刺されたと思う。その時の鈍く重い音。
体を刺すには力が必要、という班長の言葉も同時に思い出すなど。
この数分間のことは誰にも知られない。謎のままになる。

6夢の続きで会いましょう
「回る天」の外山。Yは安原、Eは遠藤。
私は、撃ってよしといえるほどの根性もない。
せいぜい椅子をけ飛ばす遠藤か。
「負けたくはねぇな」が彼らの共通語。
某アニメで戦うことが目的なのは化け物だけとあった。彼らは化け物なのかもしれない。
まぁ彼等にそれを求めている奴らが一番化け物なのだけれど。

っていう短編だか掌編だか、そういう本でした。割とお気に入り。
posted by 神風零 at 00:19| 東京 ☀| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月16日

#42 (改訂2)桜花五(終戦編)

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「桜花五(終戦編)」
オンデマンド/2016.12.31/文庫サイズ/168ページ

日の丸表紙の初号機から3年目、二号機です。
在庫がなくなったので、ちょびちょび訂正し、表紙も一新した二号機でした。
2016年はほぼ新作なし。この二号機も一冊カウントしていいのかどうか。まぁいいか。
もうどこをどういじったか忘れた…。

終戦の、私のイメージは青い空に入道雲なんだけど、これも刷り込みなのかな。
吉村昭によると、この日の千葉はどんより曇っていたそう。
でもやっぱり終戦は夏の、入道雲がそびえるまぶしい空の下の、熱く重たい空気なのだ。
posted by 神風零 at 23:03| 東京 ☁| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする