2018年02月26日

#34 坂の向こう(桜花短編集1)

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「坂の向こう」
オンデマンド/2013.12.31/文庫サイズ/132ページ
第二版2014.11.23
第三版2016.11.23

初めて表紙を依頼し、誰もが読みやすいものを、と思って作りました。
桜花の短編集。
桜花の登場人物たちの日常を主に書きたかったんですが、できたかな。
これだけ読んでも分かるように。

1三千世界の鴉を殺せ
226がどうやって製造されたのか、という話を何故冒頭に持ってきた…といまさら思います。読みやすいものをと思うなら、コレジャナインジャナイノ、みたいな。

2鎖が許さない
純矢がちょっと変なところを書きたくて。犬を使ってみました。
食う気満々。

3私が殺る
海軍にもいたわー、上官。という話。

4ヒトの欠片
美味しいものは分かる、けれど。という話。純矢は何か欠けている、というのが書きたかった。

5長い真夜中
元ネタは自分。朝方の営内で寝ぼけて号令をかけました…。

6日々は塹壕の中
牛乳苦手な純矢。病気じゃないもん、というそれだけの理由。
人間っぽいところもありつつ、でもどこか足りない純矢です。

7弱さを託す
変らないものを置いて安心したい隊長殿のお話。日本語での意思疎通がなかなか大変なのもまた楽しい。

8見てはならない
ここにはいない何かの気配を感じちゃった杉本。本能的に陸軍怖い、と杉本は思ってます。でも神谷のことはおっさん呼ばわり。

9一寸先の闇
読み書きを奪われている怖さを書きたかった。
山崎はきれいな字を書きそう。杉本はちまちました字。純矢はどーんと書く。そんなイメージ。

10それでお終い
純矢は山崎も杉本も殺せるけれど、神谷だけは決して殺せない。

……何を書いたかあんまり覚えていなかったけれど、振返るとほんと、とっつきにくさとは。と考えてしまう。でもキャラクター達も短編集であれば、えぐみ?がなかったようで、そこそこ読んでいただけたように思います。それで1巻の戦前編を読むとだめになるという(笑)

イラストを描いて下さったw様の絵が、本当好きで。ぶしつけな依頼を快く受けて下さり、大感謝です。

第二版、第三版は誤字脱字を直しただけなので、冊数はカウントしないことにします。
posted by 神風零 at 20:54| 東京 ☁| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする